名前のない世界 外崎さんとこがしばらくお休みなので、 その間にシコシコ更新して失いかけた(失い切った?)読者を取り戻そうと思っていたのだが、 こんなものを作らされたりしていてちょっと遅くなってしまった。 面目ない。 さてさて、今回はちょー真面目にインターフェースの話をするのである。 そしてそのテーマは、「名前」である。 ちょっと頭が痛くなる人もいるかもしれんが、がんばって読んで欲しいもんである。 なんでコンピュータを使ってると虚しくなるのか、多少はわかるかもしれない。 コンピュータを使っていると、とにかくいろいろな場面で名前をつけさせられる。 ファイルを保存する時にもそう。ネットワークにマシンを接続する時もそう。 OSによっては、まず自分につけられた名前を宣言しないと相手にもしてくれない。 メールアドレスだってウェブのURLだって名前の一種だ。 いま自分のいる部屋を見回してみて、自分が普段