「毎日10キロ走っている」「週に2回ジムに通っている」など、健康のために日常的に運動をする人が増えている。しかし五輪や世界陸上の日本代表チームトレーナーとして活躍してきた曽我武史氏はそんな運動ブームに警鐘を鳴らす。にわか仕込みのランニングでマラソン大会にエントリーし、腰やひざを傷める人、自己流で“運動したつもりになっている人”があまりに多いという。 同氏は現在、鍼灸治療院TKC BODY DESIGN代表として、アスリートから介護予備軍の人まで幅広く治療と運動指導をしている。治療院を訪れる人のなかには「今は若いから問題ないけれど、このままの状態が続けば将来的に自力では(痛みなしで)歩けなくなってしまうだろうな」と思われる人が決して少なくないそうだ。
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