【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は23日午前、ロシア軍機が領空侵犯したとして、韓国が実効支配する島根県・竹島(韓国名・独島)周辺で、韓国軍戦闘機が警告射撃したと明らかにした。参謀本部によると、中国軍機も同日、韓国の防空識別圏内に入ったという。 ロシア軍機の韓国領空侵犯は初めてとしている。中国軍と行動を共にするような飛行は異例。日本と韓国が領有権を主張する竹島周辺で中ロがこうした軍事行動を取った意図は不明で、参謀本部などが分析を急いでいる。 聯合ニュースは23日、ロシア軍機はTU95爆撃機で、中国軍機は偵察機と推定されると報じた。