室内で人物を撮影するとき、XF56mmだと窮屈になることがある。かといってXF16-55mmの35mm付近は、解像感が心許ない。XF16-55mmも単焦点と同じF値なら解像感に申し分はないが、単焦点の開放付近と比べるとボケ量が少ないため、相対的に見ると解像感が劣る。 そこで、FUJIFILM XF35mm F1.4を購入した。写りは想像通りで、なだらかなボケのおかげでピント面が際立つ。冒頭の写真はこのレンズで撮影した赤ちゃん。やはり被写体が一人のときは単焦点がいい。特に産まれたばかりの赤ちゃんは、単焦点で優しく撮ってあげたい。 また、FUJIFILMのカメラを2年近く使ってきて、ようやくASTIAの恩恵を受けた。今回の写真はASTIAの色味をベースにして微調整したもの。ASTIAは大人のポートレートで使うと肌が黄色くなるため敬遠していたが、赤ちゃんはいい。色素が薄いため、ちょうどいい肌色に