MogileFSのインストール 本連載「オープンソースソフトウェアでクリエイターを支援するmoonlinx」では、第3回「MogileFSで構築する高速スケーラブルな分散ファイルシステム」でMogileFSの概要を、第4回「PerlbalでMogileFSの更に高速化、効率化する」でMogileFS導入および活用時の問題点と、更なる高速化と効率化を実現するPerlbalについて説明しました。 第5回となる今回は、いよいよMogileFSをインストールします。 mogileユーザー作成 まずはtrackersの起動ユーザーを作成します。これは必須ではありませんが、trackersはスーパーユーザー権限では起動できないため、専用のユーザを作成します。 また、MySQLにもMogileFS用のユーザを作成します。逆に、mogstoredはスーパーユーザー権限でなければ起動できません。 CPANか
MogileFSのさらなる高速化、効率化 前回「MogileFSで構築する高速スケーラブルな分散ファイルシステム」では、moonlinxで活用しているMogileFSについて説明しました。今回はMogileFSの更なる高速化、効率化を追求してみましょう。 MogileFS活用のために、まずは問題点を把握 素のMogileFSをそのまま利用した場合、ファイルにアクセスするために、クライアントが毎回trackersへ問い合わせをすることになります。これは、trackersはデータベースに全ての情報を格納しているので、毎回データベースを参照することを意味しています。 moonlinxでは、作品メディアファイルのサムネイルも含めてMogileFSに保存しています。そのため、サムネイルが多い画面では1つの画面を表示するために、数十回ほどMogileFSへアクセスすることになります。 trackers
本連載「オープンソースソフトウェアでクリエイターを支援するmoonlinx」の第1回「ウェブメディア「moonlinx」を支えるオープンソースソフトウェア」ではmoonlinxの概要およびシステム構成を、第2回の「openSUSEの管理ツール「YaST」で作業を効率化:moonlinxを支えるOSS」では使用OSであるopenSUSEについて簡単に説明しました。 今回は、moonlinxで取り扱うメディアファイル(画像、音楽、動画)の保管方法について説明したいと思います。 分散ファイルシステム「MogileFS」 moonlinxでは、各種メディアファイルの保管に、オープンソースの分散ファイルシステム「MogileFS」を利用しています。 分散ファイルシステムを用いることにより、ファイルシステムを構成するノード群の一部がダウンしても、データを失うことなくシステムとして機能し続け、かつ自動レ
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