「結(ゆ)いの党」か「民権党」か――。みんなの党を離党し、新党結成を目指す衆参両院議員は13日、国会内で開いた会合で、党名の候補を二つに絞った。結党予定メンバー15人が電子メールで決選投票して新党名を決め、18日の新党設立総会で発表する。 会合では、結党メンバーらが50以上の案を持ち寄った。議論の末、「正義党」「あしたの党」「新党ひびき」の案も残ったが、議員らによる投票で「結いの党」と「民権党」が得票数で並んだ。 江田憲司衆院議員は「結いの党」について「野党再編を明確にしている政党なので、各政党を束ねる結節点になる」。「民権党」については「官僚主導の政治を国民主導、民間主導にしていく。『官権から民権へ』という結党の原点を表した」と、それぞれアピールした。