「会社にしがみつかない生き方」をどうすれば実現できるだろう。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークが普及して柔軟な働き方が広がった一方、勤め先の業績悪化で収入減や雇用不安に直面した人もいる。そして何より、世の中はほんの短期間で変化すること、将来は誰にとっても見通せないものであることを見せつけられた。これからも一つの会社で働き続けるべきなのだろうか。その答えを探すため、副業を始めた若者たちの姿を追った。【毎日新聞経済部・松岡大地】 「会社にしがみつかない」生き方を探して 「見出しをもう少し分かりやすくしよう」「ユーザーのインタビューも入れよう」。東京都心のマンションの一室。間瀬清香さん(27)は自宅でウェブ会議システムを使い、毎週、ベンチャー企業「ナナメウエ」(東京都港区)が運営する若者向けの音声SNS「Yay!」(イェイ)の広報PRのメンバーとプレスリリースの執筆などでアイデ
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