2012年05月21日13:06 ☆☆★ 痛風とニセ科学の犠牲者 カテゴリ医者が治せる病気 作る病気,証明医療 ニセ科学 尿酸とは核酸(DNAとRNA)の最終代謝産物で、腎臓から尿中に排泄されます。血液中(pH=7.4、37℃)の尿酸の飽和点は「8.5mg/dl」で、これより濃いと尿酸の結晶が関節内や血液中に析出し、関節内に析出すると(好発部位は足の親指)、白血球がこれを攻撃し、痛風発作と呼ばれる炎症反応がおこすことがあります(遺伝的素因があれば)。 尿酸結晶が血液中に析出すると、腎臓(の糸球体)に詰まって行き、痛風腎と呼ばれる腎障害を引き起こします。知らずに放置しておくと、ついには腎機能が廃絶し、透析を受けないと生命を維持できなくなります(糖尿病に続いて、腎不全の第二の原因)。 たかが「痛風」と侮っていると、取り返しがつかなくことがあるのでご注意下さい。医師が知識を持って、先行き(予後)