妻サイドは怒り心頭らしい。宇都宮市で起きた元自衛官による連続爆発事件。“自爆死”した栗原敏勝容疑者(72)は、自身のブログに「娘の治療方針をめぐって妻と対立」「退職金2000万円を妻が宗教につぎ込んだ」「自宅が競売にかけられることになった」などと不満を書き込んでいた。 が、妻をよく知る関係者は「すべて栗原容疑者のウソ」とこう続ける。 「栗原容疑者の三女が01年ごろに統合失調症を発症したのも、原因は栗原容疑者のDVだった。妻と三女に対して殴る蹴る、言葉による暴力を繰り返し、裁判所が保護命令を2回出している。2回というのは相当、DVがひどかったということです」 裁判所は2012年にDV防止法に基づき、栗原容疑者に対して別居中の妻への接近禁止命令を、14年には離婚裁判で妻の主張を全面的に認めて、計約2000万円の支払いを命じている。