.趣旨 麻薬や覚せい剤等の薬物乱用問題は全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより、社会や国の安全や安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題の一つとなっています。 国内における近年の薬物乱用状況は、大麻やMDMA等合成麻薬事犯における検挙人員が高水準で推移しており、特に、青少年層におけるこれらの薬物の乱用の浸透・拡大が懸念され、憂慮すべき状況にあります。 本運動は、「国連薬物乱用根絶宣言」(注1)の支援事業の一環として、官民一体となり、国民の薬物乱用問題に対する認識を高め、併せて「国際麻薬乱用撲滅デー」(注2)の周知を図り、内外における薬物乱用防止に資するために行うものです。