インスリンはあわれにも、できるだけ分泌を避けるべきホルモンとして悪者にされてしまっていますが、本来そういう扱いを受けるべきホルモンではありません。 この記事のリンク先はすべて英語です。 インスリンとは? インスリンは血液中の糖分のレベルを調整するホルモンです。私たちが食事をすると、食べ物から摂った炭水化物は細胞でエネルギーとして使えるようブドウ糖という形に分解されます。 ブドウ糖が血液に入って血糖値が上がると、すい臓がそれを感知してインスリンを分泌します。インスリンは肝臓、筋肉、脂肪細胞がブドウ糖を取り込むのを助ける役割をします。そして、血糖値が下がってくるとインスリンの分泌量も下がっていきます。このように食事をすると血糖値が上がり、インスリンが分泌され、血糖値が下がるとインスリンの分泌量も下がるというサイクルは1日を通して起こっています。 朝起きてすぐは、最後の食事から少なくとも8時間程
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