船上に26匹の羊と10匹のヤギがいる。このとき、船長は何歳でしょう?40年前、数学教育を専門とするフランスの研究者がこの問いを小学低学年の子どもたちに投げかけた。すると、大多数の子どもが「36」と答えたそうだ。もちろん、船の上に動物が何匹いようが、船長の年齢と関係はない。解けるはずのないナンセンスな問いだが、子どもたちは反射的に、文中に出てきた数を足し合わせ、もっともらしい「解」を導き出した
![読み、書き、数学 森田真生: 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d0ea181efc39cdeeba326f50126207de6027a9d9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO2297000001112017FBB003-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D4341f4b80b1d0bd66ce756d930435ddd)
「数学ガール」で有名な文筆家の結城浩氏が『「私は数式アレルギーの文系でして」とへらへら笑う大人に耳を貸すな。』と言うエントリーをあげている。嗚呼、これ私のことだなと思った。難しい数式は読む気もないし、しっかり数学を学ぶ気は無い人で、ある意味、標準的な成人だ。数式を見ていると、息切れ動悸で苦しい。数式を見ていなくても、最近、そういう気がするが。さて、批判されている人々を勝手に代表して、返事を書いてみたい。 1. 数学を学ぶ機会は理文ともに限られる 「あなたはどんな意味でそれを言ってるの?」と言う問いがあるのだが、“文系”と言うところで難しい数学を使って説明されても理解するような学問的修練を積んでおらず、“数式アレルギー”で数学が出てくると強いストレスを感じる事を明言している。私に何かを理解させるとして、数学を使わないで済むのであれば、その方が望ましいと言うことだ。安息するために言っているわけ
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