生存バイアス太宰メソッド あと一つ思いつかなかった
以前ご紹介した「スーパーマリオメーカー」を使って「3+3=6」を計算する動画(関連記事)に、技術革新の波が訪れました。間を一気にかっ飛ばし、2進数の16桁(10進数の65535)まで計算できるようになった動画が投稿されたのです。何それ進化しすぎ。 すべての始まりは、投稿者が「入力にキラー砲台を使う」方法を思いついたことから。2つ重ねて同時に発射させるだけで、XOR回路になるということです。 なんだって……? この方法を応用することで、従来よりもはりかに小さい半加算機の作成に成功。さらに、ほぼ1画面に収まる全加算機まで作られました。ぎ、技術革新だー! 半加算機 全加算機 この全加算機は、入力によってメットのタイミングにずれが生じるため普通に砲台を重ねた時と同じ方法が使えず苦労したそうです。そこで、途中にタイミングを合わせるためのベルトコンベアを設置することで、確実に正しい計算をしてくれるよう
桜蔭、雙葉、女子学院など、東京都心のトップクラスの中高一貫女子校に通う生徒の親は、大抵がエリートでお金持ちだ。それはそうだ。高い学費を払うだけの経済力と、娘の頭が日本最高レベルに良いこと、この2つが揃っていないと通えないからだ。結果として、医者、官僚、法曹、経営者、外資系企業勤めなど、高スペックの持ち主ばかりになる。高スペックの持ち主は美人を嫁にする。そんなことはない!顔よりも頭の良さや性格をとるはずだ!などと叫び出すポジティブ馬鹿がいるかもしれないが、美人は馬鹿ばかりではないし、性格も良い場合が多い。頭も良くて性格もいい美人を選ぶことは高スペックにはたやすいことだ。 もし高スペックにイケメンとブサイクが半々ずついたとしよう(実際は高スペックは顔も良い場合が多い)。その8割が美人と結婚し、両方美しい場合は子も美人、片方美しい場合は子も半分の確率で美人、ブサイクならブサイクとする。 親が高ス
一般解説書など 結城浩:数学ガール/ゲーデルの不完全性定理, ソフトバンククリエイティブ (2009) (はてなダイアリーの記事に加筆修正して転載) 本書は、数学の定理の解説としてはきわめてまっとうな、ゲーデルの不完全性定理の解説本である。普通なら、まっとうであることは評価の最低基準であって、それだけで高評価になるものではない。しかし、不完全性定理に限ってはそうはいえない。ちまたにあふれる不完全性定理に関わる言説にはまっとうでないものがあまりにも多い。そのため、不完全性定理の解説本はまっとうであるだけで高い評価を得てしまう。 まっとうであるために第一に必要なことは、内容に初歩的な間違いがないことである。当たり前のことだが、その当たり前が実現できていない不完全性定理本は多い。肝心の「不完全」の定義を間違えているものすら珍しくない。その点、本書は正しく記述しているのみならず、ちまたによくある濫
おまけ どの分野にも、一般に広く信じられている間違いがあります。この手の間違いは、ちゃんと体系的に学べば間違いであることが一目瞭然だけど、聞きかじりでわかったつもりになっているだけの人はよくひっかかります。初学者はそれを逆手にとってうまく利用しましょう。一般向け解説書にその手の間違いがあったら、その本の著者が聞きかじりで書いているだけでちゃんと調べていないことの状況証拠です。安心してその本をゴミ箱に捨てる(あるは仲間うちの笑いのネタにする)ことができます。 ただ、初学者自身が「よくある間違い」リストを作ることは、普通は無理でしょう。そんなリストを作ることができる人は、すでに初学者ではありません。そこで、すでに初学者でない人が協力してリストを作らなくてはなりません。その一環として、ここにリストの一部になるであろう項目を並べることにします。 先行して同様のリストを作成されている方がいらっしゃっ
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