相模原市の知的障害者施設で入所者などが刃物で刺されて19人が死亡、26人が重軽傷を負った事件で、植松容疑者が病院に措置入院中だったことし2月、病院の担当者に対し、「ヒトラーの思想が降りてきた」と話していたことが分かりました。 植松容疑者はこの日のうちに措置入院となりましたが、翌日の20日、病院の担当者に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と話していたということです。植松容疑者は発言の具体的な意味については語らなかったということですが、ナチスドイツを率いたヒトラーは、「優生思想」に基づいて障害がある人を組織的に虐殺したことで知られています。 その後、診断されていた「大麻精神病」などの症状がなくなったことや、「自分はどうかしていた」との反省のことばが聞かれたことなどから、「他人を傷つけるおそれがなくなった」と医師が診断し、市は3月2日に措置入院を解除をしました。 これについて、相模原市精神