岡潔集〈第1巻〉 (1969年) 作者: 岡潔出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 1969メディア: ?この商品を含むブログを見る 岡潔さんは数学者。この全集のなかの『春宵十話』を読みたくて借りた。この『春宵十話』は毎日新聞に10日間に分けて連載されていたものらしいです。松岡正剛さんによる書評もあり。巻末には石原慎太郎との対談があり、さらに解説は保田与重郎。豪華だ…。 岡潔さん、中学校時代に「missされる人となれ」とよくいわれた、と語っているが、これいいな。 あとは子育てをしている身としては、 まず一、二、三歳は大自然がもっぱら情緒つまりこころを育てる季節で、四歳では時空を教え、五歳で自他を教え、六歳で集まって遊ぶことその他のおもしろさを教える。ここまでの家庭教育について述べてみたい。 私は一、二、三歳では母が愛と信とを教え、四、五、六歳では父が信と欲とを教えて道義の根本をしつけると
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