実録 WordPress Twenty Sixteen のカスタマイズ | WordBench東京 2月勉強会 「みんなのテーマ開発」〜自分の好きな作り方...Akira Tachibana
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連載目次 ■Web Storageの概要と活用例 旧来(=HTML 4.1以前)のWebブラウザでは、eコマース・サイトのカート情報やログイン状態の管理情報などのデータをブラウザに保存する仕組みとして、大半のWebサイトではクッキーを利用していた。しかし、クッキーでは、保存容量が4KBytesまでであることや、すべてのリクエストに対してサーバにデータを自動で送信するため、容量制限やセキュリティ対策に悩まされることも多くあった。 HTML5では、クッキーに代わるデータ保存の仕組みとして、「Web Storage」と呼ばれる機能を利用できる。Web Storageは、ブラウザ側でKey-Value型でデータを保存する機能のことで、現在のインターネットを取り囲む環境に対応した「クッキーの後継技術」ともいえる。 Web Storageとクッキーの機能の差異は、以下の表のとおりだ。
連載目次 従来のWebアプリケーションでのデータ保存には、MySQL/Oracle/SQL Serverなど各データベース製品を利用してサーバサイドでデータをやりとりするのが一般的であった(ActiveXを利用すればJavaScriptコードからデータベース製品を利用することも可能)。 重要なデータを保存する場合には、今後もこの流れは変わることはない。ただ、個人で利用するだけのデータや、インターネットに接続できないオフライン環境でのアプリケーション利用時であればどうだろう。このようなケースでは、(クライアント環境で)ブラウザごとにデータを保存できる仕組みがあれば、非常に有効だ。 そこで登場するのが、今回紹介する「Indexed Database API」(以下、IndexedDB)だ。IndexedDBは、JavaScriptを使用してデータを管理できるキー/バリュー型の簡易データベースで
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