■「利用客低 迷路線残すための決断」 単独運行25日まで JR九州の子会社ジェイアール九州バスは、福岡-宮崎間で昨年4月から単独運行している高速バス「たいよう」の運行を25日で終了し、西日本鉄道など4社が同区間で走らせる「フェニックス号」の共同運行に再加入する。九州新幹線開業をきっかけにした営業戦略の対立で1年間、共同運行から離脱したものの乗客数を伸ばせず、元のさやに収まることになった。 福岡-宮崎の高速バスはフェニックス号と名付けられ、昭和63年から西鉄など3社、翌年にJR側が加わって4社で運行してきた。 しかし、昨年3月の九州新幹線の全線開業に合わせ、JR側が高速バスに新幹線効果をもたらそうと、新八代駅と宮崎を結ぶ高速バスの新路線を開設したことで、西鉄側との“不協和音”が発生。その影響が福岡-宮崎間のフェニックス号に及び、JR側は昨年4月から単独で「たいよう」(1日10往復)の運行を始
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