テストは、ソフトウェアの品質を高めるために欠かせない、重要なプロセスだ。 規模の小さいソフトウェア開発でも、テスト項目の数は数百、数千にもなることも珍しくない。膨大なテスト項目をクリアして初めて、ソフトウェアは世の中にリリースできる。 肝心のテスト項目には、抜けや誤りがあってはならない。そこで、ふつうはテストを実施する前に、まず、テスト項目のレビューを行っているだろう。 だが、テスト項目をレビューする、という方法は、テスト項目の正しさをチェックする術としては、効率が悪い。どんなに時間や人を費してテスト項目のレビューをしても、どうしても項目の抜けや誤りを見落としてしまう、という人も少なくないだろう。 十分なテストを行うためには、テスト項目を作ってからではなく、項目を挙げる前にレビューを行うべきだ。 テスト項目のレビューは無理 開発も終わりに近づくと、チームの一部のメンバーは、テストの準備に取