複式簿記とは、というか「複式簿記」という記入システムについて。 ヨーロッパで複式簿記が使われだしたのが13、14世紀のイタリアで、10進数表記や筆算がヨーロッパで普及し始めた時期・場所とだいたい一致するけど何か関連があるのか、というのが元々の興味。 まず複式簿記の基本ルールだけ先に書いておく。 帳簿に記入するとき、左側に書く金額(の合計)と右側に書く金額(の合計)は一致しなければならない。 資産が増加した場合はそのことを左側の列に記入する。減少した場合はそのことを右側の列に記入する。 以上。 単式簿記が不便になるとき 現金で直接買い物するのではなく、あらかじめ商品券を10万円ぐらい買っておいて日常品の多くは商品券で支払うという暮らしをしているとする。この暮らしの下で家計簿をつけることを考える。 この場合、商品券を購入したことを家計簿に記録して、なおかつ商品券で支払った買い物の金額も家計簿に
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