今回はJavaScriptで書くファサード(Façade)パターンについて調べてみました。 ファサードはフランス語で「建築物の正面のデザイン」という意味だそうです。 なぜ使うの? ファサードパターン自体はとてもシンプルで、いくつかの機能の「窓口」になるクラスやオブジェクトを作り、利用しやすくするパターンです。 jQueryで一番よく使うであろう $() 関数もファサードパターンの一つです。 例えば要素の見た目を変える機能を実装するとして、個別の要素を制御するオブジェクトと、窓口になるオブジェクトを用意すると以下のようなコードが考えられます。 // 色を制御するオブジェクト function colorObj() { return { changeColor: function() { console.log('色を変えます'); } } }; // フォントを制御するオブジェクト func