ScalaではJavaと違ってDIコンテナの必要性を感じることがあまりないのですが、フレームワークを作っているとユーザコードにフレームワークが提供するコンポーネントを供給したり、フレームワーク自体を拡張するための拡張ポイントを提供するためにDIコンテナ的なものを使いたいというケースがあったりします。 PlayではGoogle Guiceが導入されていますが、もう少し簡潔でScalaらしいDIコンテナはないものかと思っていたところ@taroleoさんがAirframeというライブラリを開発されていたのを思い出したので試してみました。 github.com 基本的にはフィールドインジェクションぽい感じで、DIするフィールドを以下のように宣言しておきます。 import wvlet.airframe._ class AccountController { val accountService =