今年でデビュー15周年を迎え、7月から始まった全国ツアーも残すところ2公演となったaiko。全公演のチケットが完売しており、相変わらずの人気者だ。 キャッチーな楽曲で幅広い層に受け入れられているaikoだが、音楽業界内からの評価も高い。例えば松任谷正隆は、自身が司会を務めていた音楽番組『FUN』にて、「カブトムシ」を絶賛。人生で初めて購入した邦楽CDであることを明かしている。ジャズミュージシャンの菊地成孔も、初めて「くちびる」を聞いたときに身動きがとれないほどの衝撃を受けたという。また、『SMAP×SMAP』にaikoがゲスト出演した際には、木村拓哉に「曲、くれよ!」とねだられたこともあった。 aikoの楽曲は、なぜこれほどまでに人の心を掴むのか。同じくミュージシャンであるトレモロイドのキーボード・小林郁太氏に話を聞いた。 “aikoっぽい曲展開”の秘訣は「6度メジャー」にあり aikoの