高専や大学の教科書として使われているというこんな本を使って、確率・統計の再勉強中である。 新確率統計 作者: 高遠節夫 出版社/メーカー: 大日本図書 発売日: 2013/12/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 上掲書P51に、こんな問題があった。 [問3]次の表は,ある森林から任意に選ばれた6本のパインの木について,幹の周囲x(単位m)と高さy(単位m)を測定したものである。 x 0.75 0.55 0.72 0.61 0.66 0.58 y 8.7 6.8 7.9 7.0 7.1 6.1 (1) y の x への回帰直線を求めよ. (2) 幹の周囲が0.64mのパインの木の高さを,回帰直線を用いて推定せよ. 回帰分析というやつである。 回帰分析は、道具として広い用途を持つのみならず、その導出過程が、平均・分散・共分散・相関係数といった道具立てが最小二乗の原理によって