「勉強したいという思いはあるし、実際に努力してもいる。なのに、なかなか成果につながらない」というような悩みを抱えている方に対し、『何歳からでも結果が出る 本当の勉強法』(望月俊孝 著、すばる舎)の著者は伝えたいことがあるのだそうです。 もし勉強の成果を加速させたいのなら、そして学習するにあたって設定した目的を達成したいのであれば、まず頭のなかから「完璧」という2文字を消し去ってほしいというのです。 なぜなら自身が、「完璧でないといけない」というような思いに縛られ、多くの失敗を経験してきたから。そうした過去があるからこそ、完璧主義ではなく「完成」主義を目指すべきだと主張しているのです。 勉強の多くは、ある時点でその成果を他人から採点されます。その結果によって「入学」「登用」「開業」といった次のステージへのパスポートを手にすることができます。 本書では、そうした学習の実態にきちんと向き合います