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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (23)

  • 第1回 依存症は厳罰主義では解決しない

    薬物依存、とりわけ、覚せい剤の乱用は、現在の日社会におけるひとつの大きな問題だ。 厚生労働省によれば、平成になってからの四半世紀、覚せい剤取締法違反で検挙された人数は時に2万人、近年、減少傾向にあるとはいえ毎年1万人以上を数える。これは、違法薬物の中で圧倒的な1位で、2位の大麻にくらべて常に数倍にのぼる(いずれも輸出入や製造・栽培についての検挙も含まれているので、単純に使用したことで検挙された人の数ではないことには留意)。 社会的な関心も大きい。 例えば、芸能人が、覚せい剤を使って逮捕されたとする。 ワイドショーはもちろん、ニュース番組ですら、時に政治や国際問題よりも多くの時間をさいて伝える。スポーツ紙や週刊誌は、さらに強い関心を寄せるかもしれない。 「転落への道」「心の闇」などといった紋切り型の言葉を使い、「信頼を裏切った」「ファンに申し訳が立たない」と断罪することも多い。 「いち早い

    第1回 依存症は厳罰主義では解決しない
    hilda_i
    hilda_i 2017/04/15
    昔バイトしてた店の常連さんにアルコール依存症の人がいたけど、彼の言動を思い出してなんか納得。彼はトラブル起こして店を出禁になり所属してた団体もクビになってから依存症が悪化してしまったわ。
  • ホホジロザメが子宮で「授乳」、サメでは初の発見

    妊娠初期のホホジロザメの胎仔。体長55センチ。胎仔のこの形態も初めて確認された。(写真:沖縄美ら島財団) 映画『ジョーズ』の大ヒットで一躍サメの代名詞になった一方、その生態は多くの謎に満ちたホホジロザメ。そんなホホジロザメのメスが、妊娠初期に子宮のなかで子どもに「ミルク」を与えていることを沖縄美ら島財団総合研究センターの佐藤圭一氏らが発見し、9月16日付けのオンライン科学誌「Biology Open」で発表した。サメで子宮ミルクが見つかったのは初めて。(参考記事:「ホホジロザメ 有名だけど、謎だらけ」) ホホジロザメは世界の熱帯から寒冷域の海に広く生息する大型のサメで、最大では全長6メートル、体重2トンを超える。最強の捕魚とも言われるが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「危急種(vulnerable)」に指定されており、高い知名度の反面、研究報告は少ない。メスには子宮があり

    ホホジロザメが子宮で「授乳」、サメでは初の発見
    hilda_i
    hilda_i 2016/09/16
    へぇ……
  • 第36回 添い寝の功罪

    では「川の字になって寝る」という表現がある。 よく知られているように、小さな子どもを真ん中に挟んで親子3人仲むつまじく眠るさまを漢字で表したものだ。 寝相の悪い子どもが2人いた筆者にとっては、その当時は「川」というよりは「少」、時には「爪」、酷いときは「升」といった漢字、いや感じで、が出張で不在の時など息苦しくて目を覚ますと「干」になって窒息しそうになっていた時もある。 とはいえ、眠りを邪魔されるのは子どもの側も同じである。トドのように寝床で子どもを押しつぶすと言うことではない。アジアに多い添い寝の習慣が子どもの睡眠不足を助長しているのではないかというお話である。 後でも紹介するが、日を筆頭にアジア圏の多くの国々の子どもは睡眠時間が短いことが知られている。その理由は各年代で異なるが、乳幼児の睡眠時間が短いのは子ども用寝室で早めに寝かしつける習慣がないからだと指摘する研究者がいる。今

    第36回 添い寝の功罪
    hilda_i
    hilda_i 2015/10/29
    共働き世帯だと就寝時間云々以前に帰宅時間がまず遅いのでは?保育園のお昼寝も小学校入学への慣らし名目で削られてるらしいわ。