解説 Virtual PCやHyper-Vなどの仮想化ソフトウェアでは、ホストOSやハイパーバイザが管理する物理ハードディスクのファイルシステム内に、仮想マシンが利用する「仮想ハードディスク(VHDファイル)」を作成する。VHDファイルは、ホストOSやハイパーバイザから見ると、OSイメージなどを含む1つのファイルになっており、このファイルにアプリケーションやデータなどが保存される。 仮想化ソフトウェアを起動し、仮想マシンを起動すれば、VHDファイル内のデータなどが見えるものの、ホストOSやハイパーバイザからVHDファイルを直接操作する方法はなかった。そのため、例えばゲストOS上のデータが必要な場合、いちいち仮想マシンを起動し、データをネットワーク共有ドライブなどにコピーする、といった手順が必要であった。 しかしWindows 7/Server 2008 R2からは、VHDファイルを直接マウ
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