武田薬品工業は24日、米国で昨春から販売している腎性貧血治療薬「オモンティス」を自主回収すると発表した。重い急性アレルギー反応「アナフィラキシー」による患者の死亡例などが報告されたため。日本では販売していない。 同社によると、オモンティスは人工透析患者向けの貧血治療薬。昨年4月に発売し、2万5千人以上の患者に使われたが、数十人に副作用が起きた。うち3分の1は死亡を含む重症例だったという。オモンティスの米国での売り上げは昨年12月までで約28億円で、業績に大きな影響はないという。
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