除霊と称して女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁昭島署は24日、東京都昭島市つつじが丘3丁目の僧侶、山之内一豊容疑者(58)を準強制わいせつの疑いで再逮捕し、発表した。「除霊はしたが、お経をあげただけでわいせつな行為はしていない」と容疑を否認しているという。 署によると、山之内容疑者は2008年11月中旬ごろ、電話で人生相談をしてきた40代の女性を自宅に招き入れ、除霊と称して服の上から胸をもむなどわいせつな行為をした疑いがある。 山之内容疑者は、ウェブサイトで「日本一のカリスマ霊媒師 山内日豊」と名乗り人生相談を受け付けていて、8月初めにはテレビ番組に出演。「強い霊能力を持つ霊媒師」と紹介されていた。別の女性に対する準強制わいせつ容疑で8月に逮捕されている。