中田ヤスタカが、10月15日公開の映画『何者』の主題歌「NANIMONO(feat. 米津玄師)」を含む2枚組アルバム『NANIMONO EP/何者(オリジナル・サウンドトラック)』をリリースする。 主題歌では米津玄師が作詞とボーカルを担当し、両者による初のコラボも実現。中田は同映画の劇中音楽も手掛け、アルバムには全曲書き下ろしのサウンドトラックも収録される。中田ヤスタカ、米津玄師の両者にとって「新たな挑戦」となった今回の主題歌と劇中音楽。その制作の裏側を、両者に語り合ってもらった。(柴 那典) 「完成したものは一言も直すことがなかった」(中田ヤスタカ) ――映画『何者』の劇中音楽では、これまでの中田ヤスタカさんのイメージを覆すようなサウンドが展開されています。どんな意識で制作に取り組んだのでしょうか? 中田:ありがちなものにはしたくないというのはありましたね。僕が今までやってきたことって