日常的な出来事に対して積極的に解決するための計画を立て、実行する人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低くなるとする研究成果を、国立がん研究センターなどのグループが発表しました。 その結果、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動を取る人は、そうではない人と比べて、がんにかかるリスクは変わりませんでしたが、がんで死亡するリスクが15%低かったということです。 また、「対処型」の人は、がんが進行していない状態で見つかる人が13%、検診によってがんが見つかる人も35%、それぞれ、そうでない人に比べ多かったということです。 さらに、脳卒中にかかるリスクは15%、脳卒中や心筋梗塞などで死亡するリスクは26%低くなっていました。 グループでは、「対処型」の行動を取る人は、積極的にがん検診や健康診断を受診するため病気の早期発見につながり、がん