ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ=「本当の貧者とは誰なのか」=人類を蝕む高消費社会を直視せよ=訳=打村明 2015年3月6日 1日に退任したウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が、12年6月20日の「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」会場で行なった演説は、無制限に資源を消費する資本主義のあり方に疑問を呈するものとして注目された。翻訳者の打村明さんは、その時の様子をこうサイト(hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/)に記す。《リオ会議では各国首脳が集まり、地球の未来を議論し合う場なのに、各国首脳は自分のスピーチを終わらせたら、一人一人と消えて行ってしまいました。(中略)ウルグアイのような小国の大統領は最後の演説者でした。彼のスピーチの時にはホールにはほとんど誰もいません。そんな中、カメラの前で残したスピーチは、その前まで無難な意見ばかりをかわし合う他の大統領