アンド回路とオア回路を理解する。 自己保持と自己保持解除の考え方を理解する。 これは以前に説明した基本回路のことです。 上記2点を意識して、回路をプログラミングする。 以上。 上記のたった2つの考え方の組み合わせだけで、プログラミング出来ます。 大体の機械は動かせます。 ただし、位置決め制御・ステッピングモーターなど高次元な制御には、 もっと勉強しなければなりません。 残念ながら、僕にはそういう経験がないので、このサイトでは扱いません。 ていうか、扱えません。
まずはオムロンのCPM1Aのマニュアルを入手して下さい。 https://www.fa.omron.co.jp/product/228.html i-webの会員になるとダウンロードすることが可能です。 ユーザーズマニュアルの2-3(2章の3ページ)の 性能仕様を見てください。 入力リレー00000~00915とありますが、使えるアドレスは 機種により異なります。 クリックすると大きくなります。 CPM1Aー30CDRだと、0CHが00-11まで、12点 パソコンのラダー図では、0.00~0.11 となります。 1CHが00~05まで、6点 パソコンのラダー図では、1.00~1.05 となります。 出力リレーは、01000~01915とありますが、 10CHが00~07の8点 パソコンのラダー図では、10.00~10.07 となります。 11CHが00~03まで4点 パソコンのラダー図では
トップページ(はじめに、このサイトの使い方) > シーケンサ(PLC)の構造|オムロン(OMRON)CPM1A すごーく乱暴に説明すると、今まで説明してきた、リレー・タイマー・ カウンターがむちゃくちゃ一杯詰まった箱みたいなもんです。 もちろん、それ以外の付加価値の高い機能もありますけど。 上側から入ってくる入力信号を、あらかじめ組んだプログラムで 処理して、意図した通りに出力信号を出す。 つまり、機械を動かす為の部品です。
マグネットスイッチとは、電磁開閉器とも呼ばれ、ヒーターやモーターなどの 動力の出力を開閉(on/off)するためのものです。 配線図などでは、MSなどと表記されることが多いです。 まずは、下記の図を見てください。 マグネットスイッチは、単体で使用することもありますが、 過負荷を保護するために、サーマルと一緒に写真のように使われることが 多いです。 サーマルとは、モーターやヒーターなどが、過負荷状態になった時に、 トリップ状態になります。(電流値を熱により感知する) この時に、マグネットスイッチの電源にサーマルのb接点を入れておくことによ り、マグネットスイッチの電源がoffになり、動力は遮断されます。 サーマルのa接点を使用すれば、サーマルガトリップしたことを、異常表示や パイロットランプ等で、作業者に知らせることが出来ます。 サーマルがトリップすると、トリップ表示の白い爪が奥に引っ込みま
カウンターとは、入力信号をカウントする機能と、カウントされた数をリセットする機能がついたリレーのようなものです。 シーケンサラダー図上でのカウンターの使い方。 (シーケンサメール講座の動画より一部抜粋) 電源が入っている状態で、入力信号の入力信号が設定回数に達すると、 カウンターのa接点がonになり、b接点はoffになります。 ちなみに、電源がoffになっても、途中までカウントされた数は消えません。 (内臓バッテリーが切れると、消えてしまいます。) リセット信号が入力されたときに、初めてカウントした数が、初期状態に戻ります。 ちなみに、シーケンサーの内部のカウンターの電源は、シーケンサーの電源と同期している感じです。 カウンターで機械の動作を数える。 リミットスイッチなどを入力信号に使えば、機械の動作回数を数えて、設定した数に達したら信号を出すことが出来ます。 例 製品が通過した数を数える
タイマーとは、リレーにタイマー機能がついたものです。 つまり、タイマーとは電源を投入してから、 設定した時間を経過したときに 動作するリレーのようなものということです。 シーケンサのラダー図を使って、タイマーとリレーの違いについて 解説しました。(シーケンサメール講座より抜粋) リレーの場合は、電源を投入すると、すぐにa接点がONになり、 b接点がOFFになります。 タイマーの場合、電源を投入してからt秒後(tは設定時間)に a接点がONになり、b接点がOFFになります。 ちなみに電源をoffにした場合は、タイマーのa接点はすぐにoffになり、 b接点はすぐにonになります。 (つまり、リレーと同じになります。) 文章だけじゃわかりにくいので、タイムチャートを作ってみましょう。 あ、タイマーを使う場合、慣れるまでは、タイムチャートを使うと わかりやすくていいですよ。 タイマーを使った回路を
基本中の基本回路について、説明します。 すべての制御回路は、この基本回路の考え方から成り立っています。 用意するもの(リレー、パイロットランプは電源に合ったもの) ・押しボタンスイッチ2個(スタートボタンa接点、ストップボタンb接点) ・リレー1個 ・パイロットランプ1個 ・ブレーカー、またはコンセント(感電しないように注意してください) さて、上記の部品を使って、下記のように制御してみましょう。 スタートボタンを押したら、パイロットランプが点灯する。 スタートボタンから手を離してもランプは点灯したまま。 ストップボタンを押したとき、初めてランプが消灯する。 そして、ストップボタンから手を離しても、ランプは消灯したまま。 上記の文章が、機械屋さんの意図(どういう風に機械を動かしたいのか?)です。 そして、それを実現するのが、制御回路です。 上の図をクリックしてみて下さい。 基本回路は超重要
リレーを使った基本回路です。 この考え方がすべての制御回路の基礎となりますので、 完全に理解して下さい。 なんらかのアクションがあったときだけ、(リレーで言えば、電源が入った時) コモンとつながるのがa接点。 ノーアクションのときだけ、(リレーで言えば、電源がoffの時) コモンとつながるのがb接点。 従って1つの部品のa接点とb接点は同時に入ることはないということです。 制御回路って、実はシンプルに言うと、様々な機器のa接点、b接点の 組み合わせで、なりたっているんです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く