ディスレクシア(識字障害者)のために開発されたフリーフォント『Open-Dyslexic』 ディスレクシアは失読症や難読症とも呼ばれ文字を正しく認識できない傷害で、あまり一般には認知されていないですが、アメリカでは2割近く人が何らかの文字障害を持つといわれています。 症状の一例としては下の動画のように、vとwやiとjなどが区別できなかったり、bとqがひっくり返って見えることで区別できないということがあるようです。 [新しいウィンドウで開く] こういった問題をうけてオープンソースで開発されているのがこちらのOpen-Dyslexicというフォントで、とくにディスレクシアにとって紛らわしい字体同士に変化を加え、あえて歪なシェイプにしているのが特徴です。 一般的なフォント制作で考えるような機能性や意匠性とはまったくレベルの異なった視点でのフォントということで興味深いものがあります。