PKOに戦車、砲兵隊も=国連、異例の強力部隊検討−スーダン係争地 PKOに戦車、砲兵隊も=国連、異例の強力部隊検討−スーダン係争地 【ニューヨーク時事】南北スーダンが領有を争う産油地帯アビエイに展開する予定の国連平和維持活動(PKO)部隊について、国連が戦車隊や砲兵隊も加えた強力な構成にする方針であることが分かった。複数の国連外交筋が26日までに明らかにした。 PKOをめぐっては2000年前後から自衛以外にも、市民保護などのために軍事力を行使することが認められてきたが、それでも機関砲を備えた装甲車を配置する程度。今回検討されている態勢は極めて異例と言える。 国連外交筋は「5月にアビエイを武力占拠した北部政府軍に対し、再度の進攻は決して許さないという強い警告を発する狙いがあるのだろう」と分析した。 部隊にはエチオピア軍単独で4000人余りが参加する。PKOの活動本格化までにはたいてい最