専用工具がなくても配管内に配線できる 一般住宅においての電話線は配管内に配線されていることがほとんどです。これは建物が完成して施主に引渡されてから電話工事を行うため、配管(CD管)がないと電話線の配線工事を行うことができないからです。 電話線の配線は普通ブランチ接続(渡り配線、各部屋にあるモジュラジャックを一筆書きのように数珠繋ぎで接続する)なので、そのための配管(CD管)も部屋から部屋へ設置されています。管理人の家もこのような状況でして具体的には NTT柱より2階浴室天井裏へ電話線導入 ↓ 3階南側居室 ↓ 3階北側居室 ↓ 2階リビング ↓ 1階北側居室 というルートでCD管が配管されています。 部屋から部屋へCD管が配管されていて、CD管内は電話線が1本通っているだけなのでLANケーブルを余裕で配線することができます。ここではその具体的な方法をご紹介しますが、今回は通線スチールを使わ