iモードの育ての親の1人として知られるNTTドコモの夏野剛氏が、4月末で同社を退職するとの報道が3月28日、日本経済新聞に掲載された。これに対し、NTTドコモでは「人事についてはお答えできない」とコメントを避けている。 夏野氏は早稲田大学、ペンシルベニア大学経営大学院ウォートンスクール(MBA)を卒業。ハイパーネットの取締役副社長を務めた後、1997年にNTTドコモに入社し、iモードの立ち上げに参画した。2005年より執行役員を務めている。また、ドコモの子会社でモバイルマーケティング事業を行うディーツーコミュニケーションズの取締役なども兼任している。 お詫び:記事中、夏野氏のディーツーコミュニケーションズの役職に誤りがございました。関係者の皆様にご迷惑をおかけし、また読者の皆様を混乱させたことを深くお詫び申し上げます。