北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射と核実験で、朝鮮半島の緊張が最高潮に高まった2017年。しかし、今年に入って相次いだトップ外交で、前年のような緊張状態は緩和した。 それに合わせて、「音楽」を重要な政治・宣伝活動とみなす、北朝鮮国内の楽団の動きにも変化が見られるようになった。その変化がどのような意味を持つかが、世界の北朝鮮ウオッチャーの関心事にもなっている。主役は、牡丹峰(モランボン)楽団、青峰(チョンボン)楽団、三池淵(サムジヨン)管弦楽団、そして功勲国家合唱団の動きだ。 日本でもマニアに人気の牡丹峰(モランボン)楽団 牡丹峰楽団はすでに日本国内でも一部のマニアが高い関心を持つ美女楽団だ。同楽団は2012年に金正恩委員長の肝入りで結成された。ほぼ女性のみの構成で、彼女たちはその美貌をボディ・コンシャスな軍服風の衣装に身を包み、美しい歌声と演奏技術を惜しみなく披露してきた。 団員たちはす
![あの「モランボン楽団」超える美女楽団の正体](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d9248aba93f06ff0c32fa57c585ac6c93ece5dd2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2Fb%2F1200w%2Fimg_dbfed7a376f7080f70cf0364aca3c196154188.jpg)