IPAは、Webサイトの脆弱性を利用してマルウェアに感染させる手口が増えているとして注意を呼びかけた。 「Webサイトに仕掛けられたワナに注意!! 」――情報処理推進機構(IPA)は3月4日、2月度の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況リポート」の中で、Webサイトの脆弱性を利用してマルウェアに感染させる手口が拡大しているとして、インターネット利用者などに注意を呼びかけた。 この手口は、脆弱性を持つWebサイトを第三者が不正に改ざんし、閲覧者のPCにマルウェアを感染させようとするもの。第三者がWebページ内に「iframe」などのタグを密かに記述し、ダウンローダーなどを利用してウイルスやボットなどの不正プログラムを誘導する。2007年後半から世界中で被害が拡大している。 第三者に狙われるのは一般企業や官公庁などの正規サイトである場合が多い。訪問者は、こうした手口が仕掛けられている
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