セキュリティ調査会社のFinjanから今月中旬に出されたプレスリリースにて、ある一群のWebサーバに何らかの不正操作を施された結果、そこにアクセスする多数のWindowsマシンが連日マルウェアに感染させられ続けており、こうして汚染されたマシンは未だ正体のつかめぬ犯罪組織の意図するボットとして活動するようになっているという警告が報じられている。この問題の発覚後、セキュリティ企業のScanSafeおよびSecureWorksもこの件に取り組んではいるが、感染されたサイト数の正確な数は未だ把握しかねているとのことだ。ただし今のところ、被害にあったサーバはLinuxおよびApacheの組み合わせという点において、すべてのレポートが一致している。 ServerTune.comの掲載記事にある説明では、今回の手口では不正操作を受けたサーバにルートキットの一種がインストールされており、それが正規のシステ