新生銀行からのメールをかたり、顧客の個人情報を不正に入手しようとする悪質なサイトに誘導するフィッシング詐欺が確認されている。同行は7月12日、このフィッシング詐欺メールについてユーザーに注意を呼びかけた。 新生銀行をかたるフィッシング詐欺メールは、HTML形式のメール。文面が英語で表記されており、中のリンクをクリックすると偽の「新生パワーダイレクト」(POWERDIRECT)サイトへ誘導し、本物に似せたログイン画面から口座番号や暗証番号、パスワードを入力させて個人情報をだまし取るという、フィッシングの典型的なもの。その文面はおおむね「外部からあなたの口座に不正なアクセスがあったため、口座を一時停止しました」として、確認のため個人情報の再入力を求める内容だ。 新生銀行によると、偽のメールは11日より確認されており、同行の口座を持っているかどうかにかかわらず国内でも無差別に送信されているようだ
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