景気後退の長期化、大資本によるチェーン化が進行している昨今、個人でバーやカフェを経営していくのは大変難しい状況であり、 閉店に追い込まれる店も増えてきています。 こうしたお店の中には、様々な人たちをつなぎ合わせるサロンとして機能している空間も少なくありません。 一方において、個人で開業を目指している人、また自分たちの空間を持ちたいと思いつつも経済的理由・仕事との兼ね合い などで実現できない、という人は少なからずおられます。 「Common Cafe」は、そうした欲求を持つ有志を集め、各個人に無理がかからない程度の負担によって一つの空間を獲得、維持、 発展させていくことを目指しています。 また、不況が長期化する現在、企業によるメセナは曲がり角を迎えています。 行政による芸術文化政策も、財政状況の悪化とともに縮小の方向に向かっています。 これからの表現活動は、大きな力に