東大路と今出川通が交わる百万遍の交差点。京都大学に面したこの大きな交差点の界隈には、古本屋、飲み屋、定食屋、喫茶店、そして訳の分からぬバーなどなど、学生に必要なものがすべて揃っている。筆者が京大に入学した1994年当時はまだ、百万遍を上がったところに 「百万石」 という三階建ての雑居ビルがあった。まったくの余談だが、この二階のコピー屋でグリコ・森永事件の犯人はコピーをとっており、こんな場所を知っているのは京大生だけなので、例の 「キツネ目の男 」は京大出身であることは間違いないと私は思っている。そう考えると、あの人を食ったような挑戦状のノリは･･･　いや、これ以上続けると不謹慎と言われかねないのでやめておこう。 話はそれたが、その百万石の一階に、「STATION」 というヴィデオ・レンタル店があった。今回は、ヴィデオ・レンタルにまつわる奇妙なおねだんの話だ。 1987年にヴィデオ・レンタル

喜劇王チャーリー・チャプリン（１８８９～１９７７）が、米・ハリウッドの自分の映画撮影所などで写した秘蔵写真約４００枚が、３月１４、１５日に京都で開かれる「第３回チャップリン・フェスティバル」（日本チャップリン協会主催）で初公開される。 写真には、「街の灯」のプレミア上映会で撮影したとみられる物理学者アインシュタインとの珍しいショットもある。 Ａ４サイズのアルバム２冊分で、１９１６～３１年ごろに撮影されたらしい。９４年に海外のオークションに出品され、翌年に日本人コレクターが入手。チャプリン研究の第一人者で同協会会長の大野裕之さん（３４）の依頼で、今回初めて公開されることになった。 公開は両日とも正午～午後６時、京都市中京区の旧・立誠小学校で。