長崎市内で女の子が大人に「おじいちゃんが危篤なので病院に行きたい」などと声をかけ、タクシー代などを受け取っていた問題で、浦上署は18日、現金をだまし取ったとする詐欺の非行内容で市内に住む中学生の少女(12)を補導したと発表した。 発表によると、少女は4月2日午後6時半ごろ、長崎市の平和公園近くの路上で女子大学生(23)に「祖父が入院する病院までのタクシー代を貸してほしい」と声をかけ、現金3千円をだまし取ったとされる。 浦上署は1月下旬以降、同じように声をかけられた29件を確認し、うち18件で現金計約4万3千円(120円〜5千円)の被害があった。20代女性を中心に「家に帰りたい」「財布を落とした」などと声をかけられ、現金を渡していたといい、関連を調べている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大2カ月無料!サービスのご紹介