昨年の3月11日の東日本大震災直後、僕が感じたのは、「いま、広告が試されている」ということ。あのとき、生きるために本当に必要なものとそうじゃないものが、ふるいにかけられているような感覚が僕にはありました。 「広告はどっちなんだろう」。 そんな思いに駆り立てられるように、避難所に本を届ける「ユニセフちっちゃな図書館プロジェクト」をはじめ、いくつかの震災復興支援のプロジェクトを立ち上げてきました。 箭内道彦さんも、広告業界の第一線で活躍するクリエイターでありながら、震災直後から、自身がメンバーの一人であるバンド「猪苗代湖ズ」の活動をはじめ、僕のアクションとはまた違う、音楽というカタチで、福島での震災復興支援を続けていました。 震災以降、箭内さんが、どう感じていたのか。 箭内さんにとって、社会のための活動と広告の仕事は、どうつながっているのか。 そして、今、広告に何ができるのか。 それを語りあい
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