<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月31日 (金)災害時、高齢者・障害者の支援対策は あす、9月1日は防災の日です。最近日本では、水害や地震など大きな災害が起きるたびに、高齢者が犠牲となり、災害時に高齢者・障害者の避難を支援することが課題となっていますが、個人情報保護法への誤解が壁となって、地域の体制づくりは遅れています。 この問題について、南 直樹(みなみ なおき)解説委員にききます。 このことを、あらためて教えているのは、今回の新潟県中越沖地震の際の、柏崎市のケースです。 柏崎市では、3年前の新潟豪雨や、新潟県中越地震で被害を受けた経験を踏まえて、今年3月に「災害時要援護者」の名簿を作成しました。これは災害が起きたときに自力での避難が難しい高齢者などのリストを予め作っておいて、安否確認や避難支援に役立てるものです。 ところが、名簿は、市役所の担