社会ネットカフェ難民という言葉が波紋を呼んでいる。本エントリではネットカフェ難民という言葉が何故波紋を起こしたのか、それは「ネットカフェ難民という言葉」が起こしたものなのか、そしてネットカフェを利用する住居喪失不安定就労者は難民と言う事は出来ないのかについて考察をしたい。 結論ネットカフェ難民は広義の難民である。辞書に定義された難民とは異なるが、行き場を失った人という意味で使うこともあるからだ。 また今回の問題は「ネットカフェ難民」という言葉が引き起こしたものではなく、ネットカフェを住所を持たない人が利用しているという事実が風評の被害を引き起こしているのであって、その言葉がどのようなものであっても同じ状況を引き起こしたのではないだろうか。 日本複合カフェ協会はどのような声明を発表したのか結論を展開する前に、先ずは当事者である日本複合カフェ協会の声明を紹介する。さて、昨今の若者雇用問題を背景