「クラスファイルの更新時にTomcatを再起動しない方法」では、server.xml上の設定を変更することで、「.class」ファイルの変更時もTomcatに自動認識させる方法を紹介しました。 しかし、アプリケーションが配置されているフォルダ下にあるすべてのファイルの更新状況を常時監視するのは、コンテナにとっては負荷の掛かる処理です。サイト自体に与える影響も考慮すると、<Context>要素のreloadable属性をtrueに設定するのは、開発環境のような限定された範囲にとどめるべきでしょう。 本稿では、その代替として、Tomcat自体を再起動しなくても、アプリケーション単位での起動・停止の制御や、新たなアプリケーションを配置(デプロイ)が行えるツール「Tomcat Manager」を紹介します。 操作手順 (1)tomcat-users.xmlに権限を追加する Tomcat Manag
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