米グーグルのモバイルプラットフォーム「Android」(アンドロイド)は、「何であるか」よりも「何でないか」で世間を驚かせた。 驚きに1つは、アンドロイドが数週間前からうわさされていた、つかみどころのない「Googleフォン」ではなく、Linuxベースのソフトウェアスタックだったことだ。このスタックにはOS、ブラウザインターフェイス、ミドルウェア、アプリケーションが含まれる。 開発者は来週から、アンドロイド用のソフト開発キットを利用できる。これらはApacheライセンスバージョン2の下でライセンスされる。アンドロイド搭載の携帯電話は2008年後半に登場する見込みだ。 グーグルのエリック・シュミットCEOは11月5日、アンドロイドを発表した電話会見で、Googleフォンを開発中であることを認めることも否定することもしなかった。アンドロイドが完全にオープンでコスト効率が高く、効率的な携帯電話ア