「アジアにおける米国の最も重要なパートナー」を聞いたところ、有識者の56%(前年比14ポイント増)が中国を選び、日本の36%(同8ポイント減)を上回った。 中国が1位になったのは1985年以来、25年ぶりで、その間はずっと日本がトップだった。 一般国民への同様の質問でも、日本は前年比2ポイント減、中国5ポイント増でともに44%と初めて並んだ。外務省は「中国の対米投資などで、両国の経済的結びつきが強まっているためだ」としている。 調査は2〜3月、外務省が米ギャラップ社に委託し、18歳以上の一般国民1201人と有識者202人を対象に電話で実施した。60年以降、ほぼ毎年行われている。 「日本は信頼できる」と回答した人は、有識者の90%、一般の79%で、ほぼ前年並みだった。ただ、将来の日米関係に関し、「良くなる」とした人は有識者で38%(8ポイント減)、一般で39%(6ポイント減)と共に前年を下回