Googleが中国におけるインターネット上のプレゼンスについて打ち出した解決策は、少なくとも当面のところ、安定点に達したようだ。 中国政府の関係者は現地時間7月20日、同国におけるプレゼンスと検閲要件のバランスを取る方法に関するGoogleの解決策に、中国は満足していると述べた。 Agence France-Presse(AFP)の報道によると、中国工業情報化部のZhang Feng氏は報道陣に対し、「Googleは、(中略)中国の法と規制を尊重することに同意した」と述べたという。「つまり同社は今後、中国の国家安全保障を危機にさらす、中国の国益を損ねる、民族的憎悪を煽る、迷信的な情報を広める、社会の安定を脅かす、ポルノや暴力や中傷(を伝える)といった情報は一切提供しないということだ」(Feng氏) この段階にたどり着くまでには、検閲問題をどうするかについてGoogle社内で何年もの紆余曲折